横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

枝豆の栽培と収穫 ペットボトルの水耕栽培 対 露地撒き放置

枝豆とは大豆である。

未成熟の大豆を緑の状態で収穫して食するのが枝豆です。夏のビールの御供と言えば、まずは塩ゆでの枝豆でしょう。

 

枝豆はダイズなので、マメ科のダイズ属だそうです。

ja.wikipedia.org

 

水耕栽培キット購入

枝豆は水耕栽培でも作れます。 親父殿の露地栽培と競ってみます。
購入したのはこれ

ペットマト・ステッチ おつまみ枝豆

ペットマト・ステッチ おつまみ枝豆

 

このおつまみ枝豆キットは、意外と良い値段がして、中に水耕栽培のスポンジと豆が5つと、砂が少々と、水に溶かす肥料が入っています。

 

栽培開始

ペットボトルに水を入れ、豆を置いて砂をかけ新聞紙でくるんで暗くしておくと三日ほどで、大豆もやし がでてきます。新聞紙でくるむのは、暗いと発芽が進むらしいので、北側の部屋においておきました。

ペットボトルの部分は、新聞紙でくるんで暗くします。(暗いと根が良く育つと説明書に書いてありました。)双葉が開いたら、ベランダに出して育てます。

 もやしが出て来たら、明るい場所に出して育てるのですが、ちょっともやし期間が長すぎて(油断して一週間ほど暗所で育ててしまった。)ひ弱な苗になっちゃいました。

 

ガーン ペットボトルが倒れた

ベランダに出した翌日、風のせいかカラスの仕業か、ペットボトルが倒れて付属の砂がこぼれてしまいました。横になって水が不足したせいか、ダイズもやしがさらにひ弱な感じになってしまいました。(かなりまずい)

砂がなくなったので、普通の砂を置いて、ここからは室内の窓辺で大事に育てます。(室内の窓辺でも育つようです。)ちょっと心配なのは、うちの窓は三重ガラスで、おまけに紫外線カットと赤外線カットのフィルムが入った省エネ仕様。はたして大豆もやしは、光合成できるのであろうか。

本葉が出たら肥料を溶かした水に入れ替えます。

 

砂がカビた

室内に置いてしばらくしたら、後で入れた砂にカビが生えてきた。でもなんとかヒョロヒョロ生きていて、根は張ってきて頑張って生きているので、このまま育てることにしました。

 

ここから二か月

窓辺で育てましたが、なった枝豆は2房のみ。取り敢えず豆は5個とれたので、1粒が5倍になったことになります。

枝豆は開花時期に花芽が付かなければ、それでおしまい、後からつくものではなかったです。つまり、花を咲かせるまでにいかに丈夫に育てるかがカギになるようです。

 

一方

親父様の露地撒き放置農法の枝豆は、ハトが飛んできてずいぶん食べられてしまったのだが、なんとか生き延びてそれなりに育っています。

本来なら間引かなければいけない所を放置してしまったので、一か所から大体3株生えていて、最終的な枝豆の収量もまちまちでしたが、トータルとしてそれなりの枝豆が収穫できました。

でもやっぱり、間引く必要があると思う。どうやら二株にするのが枝豆同士が切磋琢磨して良いらしいので、こんどはそうして見るつもり。たしかに二本はそれなりだけど、一本は豆があまり実っていないようです。

 

食す

鞘のへた側と先側をキッチンバサミで切って、塩ゆでします。時間は適当で、ゆであがったら、塩を振って食べます。もやし枝豆も、一緒にゆでて食べましたが、味はまあ枝豆でしたが、味も親父様の露地撒き放置枝豆の圧勝です。 

 

コストパフォーマンスは微妙 
もやし枝豆は、豆一個100円くらいになるので、全く割に合わなかったのですが、露地撒きの枝豆が、冷凍枝豆にして5袋分はとれました。種の値段が500円とすると、トントンと言ったところでしょうか。枝豆はそもそも安い食材なので、買ってきた方がコストパフォーマンスは良いと思います。

 

でもこれは良い

新鮮な状態でゆでられた冷凍枝豆と比較すると、自分か育てたという先入観を抜くと、かなり微妙な感じです。
しかし、自分で茹でた枝豆は、自分の好きな塩をふって食べることができます。自分の好きな塩を振ると、当然自分の好きな食べたことのないおつまみ枝豆になります。

 

意外とおいしかったのは、ハーブ塩です。 

クレイジー ソルト 113g

クレイジー ソルト 113g

 

 これも、なかなか甘みがありマイルドな塩です。

海人の藻塩 布袋 300g

海人の藻塩 布袋 300g

 

 こっちはガリガリすると、味は硬い感じの塩味になります。

冷凍枝豆だと塩味が気になる人は、自分で栽培するか、葉っぱ付きをスーパーで買ってきて茹でて食して見て下さい。

 

害虫について

やはり虫がついて、葉っぱや実を食べられてしまいます。(困ったものです。)マメに穴をあけるやつ(多分カメムシ)がいて、ちゃんと食べられたのは1/5くらいでしょうか。

 

そのまま放っておくと

だんだん鞘が緑から黄色くなって、中の豆もダイズになって行くようです。

 

今回は

親父様の露地撒き放置栽培の圧勝でしたが、水耕栽培の種が未だ残っているので、秋から冬にべランでリベンジ栽培して見ようと思います。

 

親父様語録

親父様: タネをまくとハトやカラスが食べにくるんだよな~。

中ロボ:で、何植えたんですか?
親父様:忘れた。種の袋を畑においておいたので、それを植えた。

(どうも枝豆以外は全てやられたらしい・・・でも、ハト(やまばと)がつがいで遊びに来る庭なんて、ちょっと嬉しい。)

 

おしまい