今週のお題「運動不足」
はじめに
小さな家庭菜園を親父様から譲り受けて半年たちました。譲り受けたといっても土づくりから畝づくり、タネ植え、苗植えまでしてもらい、雑草対策や害虫対策、水やり、剪定、収穫といった作業だけをしただけの超初心者なんです。
家庭菜園の大きさ
大体7m✖4mくらいで30m2弱といった所です。90cmの畝が四本ですが、このくらいの大きさでも、週に1回、草むしりしたり、収穫したりするだけでも結構運動になります。 中腰で足元の悪い場所での作業は、かなり厳しいトレーニングのようなものです。
では家庭菜園の運動メニューをご紹介しましょう。
1.土づくり
土をクワで耕すのは、結構力がいる作業です。家庭菜園なので小さなスコップなどで掘り返すのも、土の状態にもよりますが、結構な運動量になります。夏に二時間ほど作業すると、発汗して1~2Kgも体重が減ってしまいます。短期的に痩せたいならこれがお勧めです。
2.雑草対策
除草剤をまいてから、雑草対策シートをかぶせても良いのですが、なんとなく無農薬にチャレンジしたいなら、そのまま放置しておくとあっという間に雑草が茂ってきます。二週間空けると雑草だけでなく害虫もやってくるので、毎週ひたすら雑草を抜くことになります。座ったりたったりの繰り返しになるので、ももにきます。根が張ってたりすると抜くのにも力が必要なので、たるんだ上腕を引き締めるのにも効果的です。
3.害虫対策
野菜の種類によっては、苗を植えて直ぐに害虫がやってきます。なので害虫対策が必要になります。農薬を撒いたり、害虫除けのネットをかければ防げるのですが、なんとなく無農薬で命と向き合いたいなら、ひたすら発見してバグ退治して行きます。目に見える害虫を全て退治すると、ある種の達成感を覚えるでしょう。でも大丈夫です。来週には新たな敵が出現しますから。
4.地獄の収穫ラッシュ
野菜は生り始めると次から次から収穫しなければならないので、待ってくれません。
特にキュウリなんかは、少し目を離すと巨大化してヘチマのようになったり、曲がったりしてしまいます。ナスも来週でもいいかな?なんて思っていると巨大ナスになったりします。
5.ひとりでも大丈夫
家庭菜園での害虫対策には仲間もいます。クモ、アリ、アリジゴク、カマキリ、トンボなどの益虫たちです。クモは見た目が苦手な人も多いと思いますが、名ハンターで野菜を守ってくれます。アリは昼間に餌を探しているので、葉をゆすって地面に落とせば、弱っちい害虫は涅槃え運んで行ってくれます。カマキリは葉野菜の敵のバッタを食べてくれます。中でもトンボは空から飛来する敵から守ってくれる強力なガーディアンです。
それにアリジゴク(ウスバカゲロウの赤ちゃん)がいるとついついお世話したくなり、今年の夏はせっせと虫を運んであげました。
ただこれらの益虫も近くにある程度の雑草がないと、やって来てくれないので、痛しかゆしです。
これからの季節
秋植えの野菜からは自分で種まきと苗植えを行うのですが、親父様によると10月が種まきの本番らしく、秋植えは害虫も少なく野菜の成長も遅いので、初心者が家庭菜園を始めるにはお勧めの季節なんだそうです。
おわりに
もしちょっとした空き地やベランダがあり、もし週末の一日に少しの空きがあるなら、家庭菜園をはじめると運動不足の解消になると思います。自然は名トレーナーですね。
中野島ロボット:〇川