はじめに
今年もやっと援軍の到着です。
今年最初に見つけたのは6月12日です。
見えない敵
今年は雨が多いせいか、やぶ蚊やブヨが発生してしまって、長袖、長ズボンでも隙間を見て刺されたり噛まれたりして困りものです。この対策も考える必要がありますが、やぶ蚊やブヨがいると畑で長時間害虫の捕獲作戦を継続することができません。なので小さな援軍が活躍してくれることを期待しています。
難敵現る
アブラナ科を収穫し終えて、豆も収穫してしまうと、アリマキが少なくなるのですが、そうするとあんなにいたてんとう虫も少なくなって行きます。そして6月になるとバッタの子供が大量にどこからともなく出て来て一斉に食害を始めます。特に被害がひどいのがシソとバジルです。
シソもバジルも害虫が付きにくいはずなんですが、バッタは好物みたいです。バッタの子供は小さいしはねて逃げるのでなかなかつかまえる事ができません。
救世主
バッタの天敵といえば、カマキリですが、バッタの大量発生から少し遅れて登場するようです。餌が増えてからやってくるのでしょうか。
6月14日 ひまわりの上で発見 小カマキリの子でしょうか
6月20日 きゅうりの上で発見 ハラビロカマキリかな?
6月20日桜桃の葉の上で発見。たぶん小カマキリ
6月25日ミニトマトの上で発見 。大カマキリかな?
6月27日 歩行中を発見。 大カマキリかな?先日のとは違う個体のようです。緑色をしています。
小さい家庭菜園ですが、カマキリが3種も見つかりました。(それだけバッタが多いという事でしょうか)
キミはだれ?
もう一種類、堂々と葉っぱの上に構えている虫がいます。ハンミョウの仲間のようです。
羽の綺麗なハンミョウより一回り小型で、色は黒い、トウキョウヒメハンミョウのようです。ハンミョウと言えばカマキリやトンボに並ぶ捕食者ですので、益虫です。
どの葉っぱにも
よく見ると、小さな援軍が獲物を待ち構えています。もう少し大きくなってくれたら、蝶や蛾、ウリハ虫などの害虫を続々捕獲してくれると思います。キュウリの葉の上にはけっこういます。
一触即発 二匹の子カマキリがキュウリの葉っぱの上で対峙しています。敵はそいつじゃない。君たちは仲間だ。
そういえば
被害が減ってきたような・・・子カマキリを見るようになってから、特にナス科の被害が減ってきた気がします。(キュウリが茂ったせいかもしれません。)