はじめに
2021/08/12 横浜は今日は朝からあいにくの雨模様ですが、先日の台風で耕作放棄地が増えてきたので、ダイソーのタネを中心に苗の作成を開始しました。
８月の野菜
８月はあまり植える野菜は無いと言われていて、毎年８月には種まきをおこなっていませんでしたが、夏野菜の残りのタネと来年への布石としての実験と秋野菜の準備をおこないました。
今回苗を作成するのは、以下の野菜達です。
・スティックセニョール ダイソーのプレミアムタネ
家族からの 評判が良かったので二期作します。
・芽キャベツ ダイソーのプレミアムタネ
今がまき時です。
・早生節成りキュウリ ダイソーの春タネ
ちょっと遅いかもしれませんが、秋キュウリを目指してみます。
・ズッキーニ ダイソーの春タネ
二本のうち１本が枯れてしまったので、残り一個を植えてみます。
・夕張メロン ２０２０年の頂きもののメロンのタネ
途中でツル枯れしてしまったので再チャレンジです。
・早生オクラ ２０２０年のダイソーの春種
オクラのタネは年限が短いそうなので、使い切ります。
・オクラ ２０２１年のダイソーの春種
今年はオクラができなかったので、秋オクラで再チャレンジしてみます。
・F1ピーマン コーナンのタネ
なぜか生育が遅いので、土を変えてチャレンジしてみます。
・キャベツ ダイソーの秋タネ
初チャレンジです。
・スイスチャード（虹色菜） ニチノウのタネ
種が古くなるので使い切ります。
土づくり
９ｃｍポットにダイソーの花と野菜の土を使って栽培します。ダイソーの花と野菜の土一袋でだいたい、９cmポット１０個分ほどになります。今回は１６個なので、１．５袋程使用しました。
これを３リットルの水で良く練ってから９ｃｍのポリポットに詰めます。
種まき
裏袋を参考にして種をまいて行きますが、タネには光の量や質に応じて好きな土の深さがあるのですが、あまり気にしないでタネの頭から５ｍｍくらいなるように浅く撒くのが横浜家菜式です。
露地撒きなら種が丁度良い環境にならないと発芽スイッチが入らないのですが、ポット播きの場合は、その環境を人工的に作るので深さはあまり気にする必要はありません。タネのへその部分が下になるように浅く埋めてやります。
例外的に豆やひまわりのようにかたい殻をもつタネは、土の抵抗で殻を脱ぎ捨てるので、その場合はダイソーのこの土だと軽すぎて脱げない場合がありますが、今回のタネたちは大丈夫だと思います。
暗所保存
たねには発芽の為に光の量が暗い方が良いものと明るい方が良いものがあります。まずは暗い方が好きな種に合わせて、一日完全にくらい状態を作ります。段ボール箱でも良いし、横浜家菜ではマットを上にのせて遮光しています。
都会の環境では街灯の明かりがあったり、家の中でも照明の明かりがあるので、できるだけ暗くして、暗いのが好きな種をだまします。
次の日からは朝は外に出してできるだけ明るい環境を作って、光の好きな種をだまします。
種は光にも好みがあるので、照明の光では無く太陽光が必要です。一度発芽スイッチが入ってしまったら止められないので、これを二日ほど続ければ、温度と水の環境が整っていれば、どちらのタネもスイッチが入って、後は数時間直射日光が当たるような半日陰に出して発芽を待ちます。（ちなみに冬は寒いので夜は家の中に取り込みます。）
おわりに
今回は８月に植えるポット苗の準備を行いました。気温が高いので種が腐ってしまわなければ、早い物だと３日くらいで発芽するはずです。
８月には露地撒きを行う野菜達もあるので、空模様を見ながら種まきを行おうと思います。
おしまい
購入品情報
育苗用ポリポット 一つ穴の９ｃｍ
黒ビニールポットを使用しています。ダイソーにもあります。
キムワイプ Ｓ－２００ ４００ポット分
土を入れる前に 鉢底ネットの代りにしいています。半分に切ってから四つ折りにして鉢底に敷いています。強度が高く水持ちと排水性のバランスが良いのと、苗を植える時にはがしやすく、多少残っても自然に返るからです。以前はティッシュペーパーを使っていましたが、なんとなくいろいろ薬剤が混ざっていそうですが、これはパルプオンリーです。
