はじめに
ピーマンの収穫が横浜家菜でも始まっています。今回は苗から育てたピーマンの栽培記録です。
苗 コーナンのピーマン 85円(税込)
近所のホームセンターで一鉢購入しました。
ピーマンの苗をナス二本とエビ用のアマモと一緒に購入しました。
畝 横浜家菜畝(50cm四方)
栽培方法 変形二本仕立て
肥料 微粉ハイポネックス 二週間に一回
農薬 なし
害鳥対策 なし
害虫対策 円形シルバーシート
雑草対策 人力
お世話 支柱立て、摘花、整枝
定植 4/13 購入して直ぐに畑に定植しました。本葉が6枚からが適期だそうなので、大きい葉が6枚で、小さい葉が9枚あるのでちょっと遅いかな。横浜家菜畝に丸く穴を掘って水を張り、定植します。
雑草、害虫対策として円形シルバーシートを張っています。
真ん中がピーマンで、両端がナスです。
成長記録
開花 5/8 開花しました。一番花は株の成長を優先するために摘花するか、実が小さい時に摘み取る場合もあるようですが放置してみます。
支柱立て 5/22 真ん中に細い60cm支柱を立て、クロスに太い150cmの園芸用支柱を立てる変形3本立てです。ここ横浜家菜の圃場は、住宅と住宅の間で風が強いので、小さいうちは細い支柱で守って、大きくなったら二本の150cm支柱で支える作戦です。
定植後ひと月たちましたが全然大きくなっていません。右端から3つめがピーマンです。
整枝 5/22 枝が二股に分かれた所から下(一番花から下)の葉っぱを手でつまんで落としてしまいます。
栄養を上の成長に振り分け、風通しを良くするためだそうですが、50cm四方の横浜家菜畝に、苗を一本育てるならあまり意味はない気がします。
ただ、地面に近い葉っぱ虫にかじられやすいし、泥跳ねが付くとそこからカビたり、病気になることが良くあるので、苗を清潔に保つ意味はあると思っています。
定植後2カ月 6/12 二番花の実が大きくなり始めました。一番花の実は落ちてしまいましたが、一番花は摘果した方が良いらしいのでここからが本番です。
一週間後 6/18 だいぶピーマンらしくなってきました。
初収穫 6/25二番花の二つを収穫しました。ピーマンは開花後ひと月程で収穫になるので、写真はありませんが6/20頃に咲いていたようです。実が膨らみ始めて2週間といった所です。
ちょっと小さいですが、左端はダイソーのタネの「おおきなシシトウ」で真ん中の二つがピーマンです。
重さはふたつで51グラムなので、一個25グラム程になります。
ピーマンは大は60グラム、中35グラム、小25グラムくらいらしいので、小ピーマン二個といった所です。
実食
初物は浅漬けにして食べてみましたが、かなり苦いです。ピーマンは大きくなると甘みが増すらしいので、収穫が安定したら、何個かは大きくして食べてみようと思います。
経済性
時期にもよりますがピーマンは一個あたり30円ほど、隔週2個で4ヶ月とれるとすると、16個くらい収穫できると思います。そうなると500円程度になるので、現時点ではそんなに良くありませんが、ピーマンは一本から100個ほど取れる事もあるそうなので、最終的にはもっと良くなるかもしれません。
おわりに
ピーマンは花は咲くが実にならないことが多かったのですが、3年目にしてまともに収穫できるようになりました。一応土壌酸性度を計っておくとPH6.5なので、ピーマンの好適範囲です。昨年は石灰をまきませんでしたが、今年は少し播いても良いかもしれません。
おしまい
資材情報
肥料
微粉ハイポネックスを500倍に薄めてつかっています。付属の軽量スプーンで5gを4回、4Lのジョウロに入れて、水で薄めてできあがりです。これを2周間に一回まいています。
デジタル土壌酸度計
これがあれば土壌の酸度だけでなく、乾燥状態もはかれます。目では見えない数値なので、一度計っておくと安心です。(気持ちだけですが)
タニタ キッチンスケール
2Kg 0.1g単位です。野菜収穫にはボールも合わせると1Kgでは足りない時があるので、2Kgを購入して使っています。0.1g単位のものであれば、微量な重さも計れます。
冷凍ピーマン
500グラムで500円くらいです。なのでグラムあたりは1円ですね。
参考 土壌酸性度
気まぐれ収穫記録
7/10 収穫二回目 3個収穫です。まだ小さいのですが、木を大きくするために早めの収穫です。
このピーマンは花を沢山付けますが、摘花してやらないと花ばかり付けてあまり実にならないそうなので、一か所に一個になるように摘花しています。
7/24 収穫3回目 3個収穫 132グラム
一番大きいのは60グラムありました。ピーマン大の大きさに育ちました。
ここまで