横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

9月の種まき 土づくりの秘密兵器投入

はじめに
2022年9月11日にやっと休日と晴れの日が重なったので、夏野菜の撤収と秋冬野菜の種まきを行いました。

栽培計画
2022年の野菜の栽培計画です。この計画は前後の栽培作物とも、日当たりとも関係してくるので、いろいろ考えて時間のかかる裏の作業ですが、悩んでいる時が楽しかったりもします。(この時点では失敗を想定していないので)

ちなみに左側が北になり、右側が南になります。基本的には日光の必要な野菜ができるだけ右側に来るように配置したいのですが、まだ夏野菜ナスやピーマンもいるので、思い通りにはならないです。

横浜家裁の土づくり
たねを播く前に土壌酸度計で計ってみると殆どPH7.0で中性でした。

野菜は少し酸性が良いので、苦土石灰をまいて調整します。

横浜家菜畝の場合は、50cm✖50cmなので、ひと畝に約50g(一握り)づつ撒いて行きます。

秘密兵器
最近畝によっては、野菜の根にこぶができる場合があり、早めに弱ってしまう事があります。ネコブ線虫か病気の可能性があります。またこれから植える葉野菜は、陸棲貝類の食害に合う事も懸念されます。ネットではドリップコーヒーのかすが良いそうなのですが、うちはインスタント派なので、今回はダイソーのコーヒーを直接畑にまいてみます。50gで横浜家菜畝の半分程度なので、畝あたりは5g程になります。

全部撒くには二瓶(55円✖2=110円)になります。

写真では伝わりませんが、苦土石灰の後にコーヒーを播くと、畑にコーヒーの良い香りが漂います。横浜家菜はそのままでも良いのですが、ご近所で異臭騒ぎにならないように、すき込みます。

すき込む前は苦土石灰の白とコーヒーの茶色で、畑がコーヒー牛乳みたいです。
ふつうは種を播く2週間前に土づくりをして種を植えるのですが、そんな余裕はないので、水をしっかりまいて、少ししてからその日のうちに種を植えてしまいます。

PHは少し下がって6.5になりました。

おわりに
横浜家庭菜園研究所の9月は夏野菜の撤収と、秋・冬野菜の植え付け、雑草対策が重なって、忙しくなります。今年の8月後半から9月前半は天候が悪く、8月に播くはずだった種も9月にずれ込んでしまいました。お盆を過ぎれば、昆虫も少なくなってきますが、夕立や豪雨が多く、直播きの野菜は種が流されて発芽しなかったりする場合もあり、この時期は天候が重要になります。
また、今回は新たにコーヒーをまいてみましたが、野菜の育成には影響ないと言われていますが、発芽に影響しないのかはちょっと心配です。結構いろんな種類の野菜を植えたので、発芽に影響があれば直ぐににわかると思います。

おしまい


購入品情報

デジタル土壌酸度計
土壌の酸度に敏感な野菜もあるので、家庭菜園にはこれがひとつあれば安心です。土壌酸度以外にも温度や、光量、塩分濃度などもこれ一本で測れます。

この酸度計ですがちょっと問題が発生しました。夏の直射日光を浴びていると液晶がとても見ずらいです。日向で使うには機械式の方が良いのかもしれません。余裕ができたら購入して見ようと思います。

参考
横浜家庭菜園研究所では、栽培する野菜が決まったら、まずはこのページで調査しています。でもコーヒーの効果は実験されていないようです。
ymmfarm.com

コーヒーの利用には賛否両論あるようですが、まあ害はなさそうなのでやってみます。

9/17 特に悪影響はないようです。どの種も元気に発芽しました。

アブラナ科はどれも順調です。

自家製ホーム玉ねぎも根付いたようです。

ほうれん草も問題ありません。

今の所は大成功といった感じです。