横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

酸度計を購入しました

はじめに
ついに土壌の酸度を計測する酸度計を購入しました。酸度計とは土壌の酸度(PH:ペーハー)を計測する機械です。

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野菜は土壌に好きなPHがあるようです。野菜はだいたいpHを6.0~6.5~7.0の弱酸性から中性が好きなようです。なお7.0が中性です。酸性を抑えるためには苦土石灰をまいて調整します。

 

購入品情報
いろいろ考えてデジタル方式の差酸度計にしました。簡易的ですが日照や水分量、塩分濃度も測定できます。

電池の要らないものもありますが測定方法が違うので、恐らくデジタル式の方が正確に測れると思い購入しました。ただし電池が必要です。

 

問題点
残念ながらこの商品は防水ではありません。防滴でもありません。雨の日は使えないし水が入ると故障します。それは電池の要らない方でも同じのようです。基本は水回りで使用するものなので、ちょっと残念な仕様です。なんとか簡易的防水するかな~と思っています。
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酸度の調整方法
もし酸度が異常だったら、調整方法はこちらから

ymmfarm.com

 

使い方
箱から取り出して、付属の電池を入れて電源はON/OFFスイッチを押すと測定できます。なにもしていないと7.0(中性)が表示されます。

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使い方は簡単で、地面に差して測定します。 ここはPH6.5 なので丁度良い感じです。水分量と日射も表示されています。

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MODEを押すと温度と塩分濃度を測定してくれます。温度15度、塩分濃度はNOR(ノーマル)でこちらも問題なさそうです。

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実測
成長の悪いピーマンを計測してみましょう。PH6.5で普通です。

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ミネラル分も正常です。

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ちなみに鉢栽培の方は、PH5.5でちょっと酸性でした。少し調整した方が良いかもしれません。

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酸性に傾く理由
日本の土壌は基本が酸性、雨も酸性、野菜が育つと酸性になって行くので、時々苦土石灰をまいて、調整する必要があるようです。しかし、苦土石灰を播きすぎてアルカリ性に偏ると、戻すのが大変なので、控えめにした方が良いようです。


液肥は?
横浜家菜は液肥のハイポネックスのみを使用しているのですが、これはPH6.5だそうです。

 

おわりに
とりあえずこれで酸性度や日照を計りながら少し科学的に野菜を栽培することができそうです。なんとなくで石灰を播いていたので、播きすぎていなくて一安心です。これでピーマンの生育不良の原因究明がもう少し進むと思います。

 

おしまい