横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

ダイソーのタネ ほくほく栗南瓜の栽培記録

はじめに
今年ははじめてカボチャの収穫が出来ました。今回はダイソーのタネから育てた「ほくほく栗南瓜」の栽培記録です。

タネ ダイソーの2023年 プレミアム春タネ 栗カボチャ ウリ科 110円(税込)

品種は「くじゅうくりEX」で、名前は九十九里ですが、生産国はタイ産です。薬剤処理はされていません。

畝 横浜家菜畝(50cm四方)
栽培方法 立体栽培+キュウリネット
肥料 微粉ハイポネックス 二週間に一回
農薬 なし
害鳥対策 収穫網(カラス対策です)
害虫対策 円形シルバーシート
雑草対策 人力
お世話 受粉


種まき 4/9 7.5cmポッドで育苗します。プレミアムタネには、種が6個入っていました。普通タネも同じ品種の栗南瓜があるのですが、そちらは恐らく三個だと思います。そっちでも良かったかな。

タネを1粒入れて、バーミキュライトで覆土して転圧しておきました。

発芽 4/15 発芽しました。右端の真ん中がカボチャです。一粒植えて一粒発芽したので発芽率は100%なので、さすがダイソーのタネです。

定植 5/1 ゴールデンウィークに畑に定植しました。本葉が3〜4枚が適期だそうです。LED栽培だと1ヶ月かからないで苗が育ちます。

立派に育ちました。根張りもちょうどよい感じです。

定植後に水をあげて、雑草、害虫対策として円形シルバーシートを貼っています。

開花 7/27 雌花が開花していました。雄花と違ってぷっくりしています。記録によると雄花は6/8に咲き始めたようです。受粉を行いました。

着果 8/1 実を確認しました。最初の頃はウリのような黄緑色です。

成育中 8/5 着果してからの成長は早いです。カボチャの濃い緑に変わってきました。

成長中 8/11 だいぶ大きくなってきて色もカボチャらしくなりました。カラス対策と落下対策として収穫網に入れておきます。他の雌花には着果しませんでした。

初収穫 9/2 台風が来るかもしれないので収穫を行いました。この頃になるとウリハムシにずいぶん葉っぱをかじられています。

ヘタがコルク状になったら収穫だそうです。種まきから収穫まで147日だったので、約5カ月の育成でした。雌花も見当たらないのでつるも撤収しました。

重さは814グラムでした。ちょっと小さいです。そうゆう種類なのかもしれません。

実食
カボチャと言えば天ぷらですが、うちでは本格的な天ぷらはできないので、今回は焼きてんぷらの素でたべてみました。


ほくほくで甘くてとても美味しかったです。親父様に半分献上したのですが、レンチンしてもとても美味しかったそうです。
経済性
このカボチャは小さいカボチャで、重さが普通のカボチャの半分くらいしかありません。
なので価値も半分くらいになると思います。そうすると300円くらいでしょうか。栽培スペースも資材もかかるので、一個しか収穫できないと経済性はいまいちかもしれません。
しかし、今回カボチャの
種が大量に入手できたので、来年はキュウリやメロンの接ぎ木にチャレンジできるかもしれません。

また、まだ種が袋に残っているので来年も続けて栽培できそうです。そう考えるとまずまずの経済性といえるかもしれません。

お世話
キュウリネットに這わせて立体栽培しましたが、雌花はけっこうツルの先になるので、もう少し工夫が必要かもしれません。着果したのは、親ずるがネットの一番上まで到達して二回り目でした。

おわりに
はじめてカボチャの収穫まで行えましたが、本当は一つのツルで2個収穫したかった所です。今回は苗をLED栽培しましたが、ゴーヤを除きウリ科はどれもいまいちでした。種は残っているので、来年リベンジしようと思います。最初の頃はつるを這わして、途中から立体にした方が良いかもしれません。
おしまい

資材情報

肥料
微粉ハイポネックスを500倍に薄めて使っています。付属の軽量スプーンで5gを4回、4Lのジョウロに入れて、水で薄めてできあがりです。これを2周間に一回まいています。

タニタ キッチンスケール
2Kg 0.1g単位です。野菜収穫にはボールも合わせると1Kgでは足りない時があるので、2Kgを購入して使っています。0.1g単位のものであれば、微量な重さも計れます。


くじゅくりEXの種はAmazonでも売っています。

気まぐれ栽培記録
撤収 2023/9/3 台風が来る前につるを撤収です。つるの長さを測ってみます。

210cmの支柱なので、折り返して約3.5mのところの節に着果していました。
最初から強引に誘引するのではなく、多少地面を這わして勢いが付いてきてから立体に誘引しても良さそうです。