はじめに
7月に入り「おかわかめ」の収穫が横浜家菜でも始まっています。今回はAmazonの苗から育てた「おかわかめ」の栽培記録です。
苗 Amazonの2023年 春苗 おかわかめ ツルムラサキ科 1,227円(送料込)
品種はオカワカメです。
畝 横浜家菜畝(50cm四方)
栽培方法 立体栽培
肥料 微粉ハイポネックス 二週間に一回
農薬 なし
害鳥対策 なし
害虫対策 なし
雑草対策 人力
お世話 ツルが伸びて来たら摘心します
発注 4/10 Amazonに発注しました。雲南わかめそうとも言うそうです。
到着 4/15 到着しました。しっかりとした梱包です。
タグもついていました。しばらく室内でLED栽培します。
定植 4/22 室内LED栽培ですが、一週間でつるをずいぶん伸ばしました。畑に定植した方がよさそうです。
と言うことで畑に定植です。
根張りはちょっと少ない感じですが葉は元気です。定植後に水をあげておきます。
摘心 6/10 ツルが伸びてきて、ネットの一番上まで来たので摘心しました。
初収穫 7/15 7月に入り梅雨も後半となって2カ月半でやっと初収穫です。
重さは36グラムでした。
経済性
おかわかめは売っているのを見たことがないので値段は判りませんが、仮に100円として、10月まで4か月間2週に一回は収穫できそうなので、8回程度収穫できるとすると、800円程になります。これでは余り経済性は良くありませんが、おかわかめはムカゴ(ツルにできるコブ)を使ったり、根を越冬させると何年でも栽培できるので、二年で元がとれて、三年目からプラスに転じると思います。
実食
おかわかめは生でも食べられるようですが、さっと茹でると綺麗な緑色になります。
湯どうしして冷水でさらしてアクをとります。食べてみてまだ癖があるようなら、もう少し冷水にさらしておくそうですが、ほんとうにさっと茹でるだけで大丈夫なようです。
適当な大きさに切って、わかめと同じ食べ方で食べられます。今回はわかめスープに入れてフリーズドライのわかめと食べ比べ、ポン酢をかけて食べてみました。
大きく厚い葉っぱは、少し粘り気がありコリコリした「メカブ」のような食感です。小さくて薄い葉っぱは少しぬめりがありまるでワカメです。ほとんど見分けは付きません。
お世話
ツルが出て来たら定植し、つるが適当な長さになったら摘心します。摘心した直ぐ下から脇芽が出て、枝分かれして行くようです。なのでツルを摘心しないと、一本がするすると伸びて来るのを待って摘心すると、上の方にだけ葉っぱが茂るようになってしまいます。
下はひょろひょろとして葉っぱも小さいままです。
いくらか虫にかじられたりしますが、虫が付くと言うよりとりあえずかじって見たと言った感じで、殆ど被害はありません。また生育が早いので、どんどん収穫して行けます。
おわりに
今回初めて「おかわかめ」を育てて食べてみましたが、とても美味しく、栽培期間中はワカメを購入する必要は無いと思います。また、メカブは春だけですが、おかわかめは夏にも食べられます。
結論「おかわかめ」はワカメになるです!
おしまい
資材情報
肥料
微粉ハイポネックスを500倍に薄めてつかっています。付属の軽量スプーンで5gを4回、4Lのジョウロに入れて、水で薄めてできあがりです。これを2周間に一回まいています。
タニタ キッチンスケール
2Kg 0.1g単位です。野菜収穫にはボールも合わせると1Kgでは足りない時があるので、2Kgを購入して使っています。0.1g単位のものであれば、微量な重さも計れます。
参考情報
後で調べたのですが、本葉5~6枚で摘心するようです。摘心を行って脇芽を育てて収穫するようです。
気まぐれ栽培記録
開花 9/10 オカワカメの花が咲きました。なんだが葉っぱが薄く感じます。なのでバッサリ摘心しました。オカワカメは成長が早いのでこれからもどんどん取れると思います。