横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

3月の種まき 直播開始

2020/03/15 晴れ10℃ 室内22℃
昨日の雪も積もらず、天気はとても良くなりました。ただ今日の空気はまだ冷たいですが、日向はポカポカしています。

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直播
今週は先週横浜家菜が先週購入しておいたダイソーの種を直播しました。

 ・時なし小かぶ アブラナ科

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株間10cm 直播です。

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この種ははるばるイタリアから

 

・早どりごぼう キク科 

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株間10cm 直播です。

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これは産地が岩手県、ダイソーのタネでは珍しい日本産です。

 

・丸葉こまつな アブラナ科

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株間10cm 直播です。

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 これもイタリア産です。

 

植え付け順

家庭菜園の植え付けはコンパニオンプランツや病害虫の発生を考慮して決める必要があります。特にアブラナ科は種類が多く、害虫に狙われやすいので注意が必要です。コンパニオンプランツとしては、家庭菜園では

・セリ科 ニンジン、セロリ、パセリ、三つ葉、せり

・アブラナ科 ダイコン、キャベツ、コマツナ、白菜等、ブロッコリー、水菜等多数

・キク科 レタス、春菊、ゴボウ

は黄金トリオと言われているようですが、要は同じ科の野菜を並べて植えない事が重要です。

今回はレタスとネギの間の間の約1mなので、各やさいの株間と収穫までの日数を考慮して、以下様な植え付け順としました。

 

(レタス)キク科

――――――― 5㎝

1.時なし小かぶ アブラナ科 15cm 60日

2.(ミニキャロット) セリ科 15㎝ 60日

3.早どりごぼう キク科 15cm 100日

4.丸葉こまつな アブラナ科 15cm 60日

5.(ホウレン草) ヒユ科 15cm 60日

6.(ミニレタス) キク科 15㎝ 60日

――――――― 5㎝

(ネギ) ネギ科


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ダイソーの春種以外の、ミニキャロットは窓際菜園用に昨年頂いたもので、ガーデンレタスは100均の栽培キットにあったもので、なかなか発芽しなかったものです。ちなみにこのガーデンレタスの栽培キットは、発芽率ほぼ100%のダイソーのものでは無く、キャンドゥで買ったものです。ほうれん草はダイソーの秋種を使っています。

 

種まき
予め決めた順番に、割りばしで筋を付けて植えて行きます。
まずはアブラナ科の「時なし小かぶ」から

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つぎにせり科の「ミニキャロット」を条撒きします。

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キク科の「早どりごうぼう」の種は意外と大きいです。

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アブラナ科の「丸葉こまつな」は、冬に植えた「はやどりこまつな」の色が薄かったので、春はちょっと濃い目のこまつなにしてみました。

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ヒユ科の秋撒き種の残りの、「おいしいほうれん草」です。

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最後にキク科の「ガーデンレタス」栽培キットのレタスを直播してみます。

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これはちょっと発芽率が悪かったので、発芽してこない様なら、LED栽培用に購入しているダイソーのレタスに変えてみます。

 

オケラ対策

未だ冬眠から覚めていないようですが、そろそろオケラも活動を開始するかもしれないので、ちょっと種の撒き方を工夫します。
どうやらオケラはある程度直線的に地中を掘り進む性質があるようです。昨年は撒き溝に沿って一列が掘り返されてしまい被害が拡大してしまいました。
今回は、ダミーの撒き溝を用意して、さらに十字に撒き溝をつけておきました。

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写真では判りずらいのですが、撒き溝が5cm程度の碁盤の目のようになっています。

 

親父様のたね
親父様が持っていた、かなり古い種を撒いてみました。とりあえず、コマツナが終わった跡地に、アブラナ科の「はつか大根」と「コマツナ」を植えておきました。
はつか大根は2017年のもの、コマツナは2013年のものですが、タネ自体は腐っているようでも無く大丈夫そうでした。生えてくるときは生えてくるでしょう。コマツナはちょっと古かったので、5㎝わきに今年のダイソーの春種の「丸葉こまつな」を並べて撒いておきました。これで古いタネの寿命や発芽率がどの程度か判りそうです。

 

援軍出現

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結構てんとう虫がいるので、見つけたら防鳥ネットの内側に放しています。

 

天敵出現 
畑仕事が終わると、天敵のヒヨドリがやって来て、ネットをかけていない野菜をついばんでいました。被害にあった苗を抜かずにそのまま残しておいたので、そちらを食してネットがかかっている方には来ないようです。これも一つの害鳥対策かな。

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陰になって見にくですが、ネットの中に入って来る様子はありません。

 

おわりに
そう言えば、今日も大きめのボールに四杯分の野菜が収穫できました。またとう立ちしたこまつなの菜の花は炒めて頂きました。小麦やエンドウやソラマメも順調に育っています。もう雪や霜は降らないと思うので、そろそろ本格的に畑を耕す必要がありますね。

 

おしまい