2021/05/03
はじめに
塔立ちのため大根を撤収します。本来なら後2週間ほどで、収穫出来る大きさに成長するはずなのですが、塔立ちを始めてしまいました。なので今回はここまでで撤収します。
葉は立派に育ったんですが残念です。今回は撤収までの約2ヶ月の栽培記録です。
種 秋播き総太り大根 ニチノウのタネ アブラナ科 もらいもの
2020年の秋種です。
イタリア産です。有効期限を少しだけ過ぎています。
1040粒。約346本分。親父様!まけません!30年分くらいあります。
圃場 日照は12時から17時の半日陰です。
うね 横浜家菜式低畝 60cm角 二週間前に苦土石灰を軽く撒いて耕しました。
植付間隔 4株+バンカー1株 点播き
肥料 なし(雑草すき込み)
追肥 なし
農薬 なし
雑草対策 人
害虫対策 横浜家菜式低畝+防虫ネット
アブラナ科は害虫の被害に良く合うので、防虫ネットをかけています。
種まき 2021/3/5 5か所に点播きしました。 合計20粒です。
田の字に切って、4か所とバンカーとして真ん中に種を5粒まきました。
発芽 2021/3/13 8日なので普通です。発芽率はほぼ100%です。
すごいぞニチノウのタネ!
間引き 2021/3/19 一回目の間引きです。
二本に間引きました。
間引き 2021/3/27 二回目の間引きです。一本立ちさせました。左端がダイコンです。
一番早く大きくなっている感じです。
バンカー収穫 4/24 葉が混んできたので、真ん中のバンカーを収穫しました。
ここから予定通りの4本収穫を目指します。
根も真っすぐで良さそうです。真ん中が少し広くなりました。
塔立ち! 2021/05/03 順調に生育中と思いきや
花芽を確認しました。今年の春はここまでです。
栽培日数 58日 3/5~5/3 約60日なので裏書きどおりです。
大根は塔立ちすると、ここから先は巣が入り、味も悪くなって行くので、今年はここで断念します。やはり秋まき用の大根は、春まきでは上手く行きませんでした。再度秋にリベンジしようと思います。
経済性
親父様からの頂きもののタネなので、横浜家菜としては原価はかかっていないのですが、4本合わせても、重さは売り物の1/4本程度です。値段をつけるとしたら大負けにまけて25円程度かな。
一番大きいのは、親父様に新鮮なうちに年貢として納めさせて頂いたので、これは残りの三本です。
料理
一番小さいのと塔立ちした茎を使って、ダイコンサラダを作って食べました。美味しかったです。
葉っぱとじゃこをゴマ油で炒めてふりかけをつくりました。美味しいです。
浅漬けもつくりました。味は広島菜ですね。おいしいです。
まとめ
やはり春は天候により生育が遅くなるので、ダイコンを塔立ち前に収穫するのは種まきのタイミングが難しい感じです。 特に今年は4月が寒かったせいかもしれません。今回は同じ日に種を播きましたが、一週間ごとずらしても良いかもしれません。
夏どりなら夏どりなら今からでもぎりぎり間に合うかもしれませんが、夏野菜が占拠しているのと、こらからの梅雨の長雨や害虫被害を考えると、最初は秋まきの方が良さそうです。
おわりに
なんでハウス栽培の大根は塔立ちしないでしょうか。やっぱり春まき用の品種でなければならないのでしょうか。春に大根を収穫するためには、塔立ちについてもう少し良く調査して理解する必要が有りそうです。
ただし、横浜家菜畝で大根が4本は行けそうな事がわかりました。根の長さも真っすぐで十分なので、ダイコンの畝づくりはこれで良さそうです。種は未だいっぱいあるので秋にリベンジします。
おしまい
購入品情報
総太り大根も春まき用があるようです。
家庭菜園ではやはりミニ大根の方が良さそうです。
サカタのタネ ミニ大根
これなら生育期間が55~60日で、小さいので春まきでも塔立ち前に収穫できたかもしれません。
サカタのタネ 夏秋どり青首ダイコン
夏秋どりの大根もあるようです。うまくすれば三毛作もできるのかもしれません。