横浜家庭菜園研究所

横浜市在住の家庭菜園初心者のブログです

ダイソーのタネ キャベツの栽培記録

はじめに
3月になり越冬した野菜の収穫が横浜家菜でも始まっています。今回はダイソーのタネから育てたキャベツの栽培記録です。キャベツを種から育てると家庭菜園も一人前って気がしています。

タネ ダイソーの2021年 秋タネ 早生キャベツ アブラナ科 55円(税込)

品種は富士早生で、チリ産です。
本当は昨年育てるつもりだったのですが、親父様にコーナンのキャベツの苗を買ってもらったので、栽培が一年延びました。有効期限を4カ月ほど過ぎています。

畝 横浜家菜畝(50cm四方)×2
栽培方法 育苗後移植
肥料 微粉ハイポネックス 二週間に一回
農薬 なし
害鳥対策 虫除けネット(ヒヨドリ対策です)
害虫対策 虫除けネット
雑草対策 人力
お世話 あれば


種まき 9/11 9cmポッド4つに、用土を入れてタネを3粒づつ点播きにしました。

発芽 9/17 発芽しました。発芽率はほぼ100%

この時期の市販の苗はこの大きさなので、種裏に書かれているよりも早く育苗を開始する必要があるのかもしれません。

被害発生
防鳥対策していましたが、苗が何者かに食害されています。

犯人発見!

犯人確保 畑から少し離れていたのですが、油断していました。

定植 10/15 種まきから約一か月で畑に定植しました。本葉が3〜4枚が適期だそうですが、虫に食べられてしまい成長が遅れています。

成長記録 12/18 定植後二カ月が経過しました。だいぶ大きくなりました。
秋は防虫対策、冬場は防鳥対策(ヒヨドリ)として防虫ネットをずっとかけておく必要があります。

外葉収穫 2/5 やっとまき始めましたが、丁度キャベツが切れていたので外葉を収穫しました。

お好み焼きにして食べました。おいしいです。

初収穫 3/4 ちょっと早いかもしれないのですが、2023年の2月はとても暖かく、3月に入って一斉にアブラナ科の野菜が塔立ちしてきたので、ちょっと心配して真ん中の一番大きな玉を収穫です。

大きく育った感じがあります。大外葉を捨ててもこれくらいの大きさがあります。

中心部の重さは300グラムでした。

経済性
市販のキャベツは1Kgで一玉100円として、今回のものは重さが1/3なので30円程度です。3玉とれるとしても100円にもなりません。横浜家菜畝あたりにするとたったの50円です。180日かけて種から育てても、まったく経済性は良くありません。しかし、外葉も食べられるし、内葉も柔くて美味しいので、一度作ってみても良いかもしれません。農家の偉大さを知ることができます。

お世話
夏の終りに種をまいて苗を育て、育苗、定植、害虫避け、鳥よけと、キャベツは敵が多いので大変です。それに水に肥料も必要で、霜に、雪にとなにかと心配です。まあ農薬使えば良いのでしょうが、無農薬で育てるとなるとかなり厳しいです。

おわりに
やはりキャベツは家庭菜園で育てるには効率も悪いし、敵も多く、そんなに味も変わらないので家庭菜園向きでは無い気がします。でも冬の間にも外葉が大きく立派に育つので、見ていて楽しい野菜です。昨年は苗からでしたが、ひとまずキャベツもダイソーの種から育てることができました。種は残っているので、再チャレンジするかもしれません。
なお昨年のコーナンの苗から育てたキャベツの記録はこんな感じでした。

yokohamakasai.hatenablog.com

おしまい

資材情報
肥料
微粉ハイポネックスを500倍に薄めてつかっています。付属の軽量スプーンで5gを4回、4Lのジョウロに入れて、水で薄めてできあがりです。これを2周間に一回まいています。

虫・鳥よけネット
キャベツは虫も鳥も大好きな野菜です。冬場でもネットは必須になります。

デジタル土壌酸度計
これがあれば土壌の酸度だけでなく、乾燥状態もはかれます。目では見えない数値なので、一度計っておくと安心です。(気持ちだけですが)

気まぐれ栽培記録
2023/3/25 二玉目収穫
初収穫から三週間経ちました。丁度キャベツを使い切ったので収穫です。

大外葉を捨ててもかなり重たいです。

そと葉と内葉に分けて、今回は外葉もいただきます。

内側の重さは1Kgを超えていました。

ごま油と塩でサラダを作って食べましたが、とても美味しかったです。成功と言って良いかな。

 2023/4/8 3玉目収穫

採り遅れてしまって、だいぶ外葉を食べられてしまいました。

無農薬では4月に入ると、急に食害が増える感じです。今年も育てるなら、育苗を早めて、害虫対策をしっかりする必要がありそうです。