はじめに
オクラの収穫が横浜家菜でも始まっています。今回はダイソーのタネから育てたオクラの栽培記録です。
タネ ダイソーの2021年 春タネ オクラ アオイ科 55円(税込)
品種はみやこ五角 台湾産です。有効期限は半年程切れています。
畝 横浜家菜畝(50cm四方)✘2
栽培方法 立体栽培
肥料 微粉ハイポネックス 二週間に一回
農薬 なし
害鳥対策 なし
害虫対策 苗の時は防虫ネットと紙で保護
雑草対策 人力
お世話 日当たり一等地
種まき 6/4 直播
ダイソーのオクラと昨年に育てたオクラの直採取タネを、ソラマメの跡地に直播しました。
横浜家菜畝4か所に三つづつ(計12個)播き、最終的に横浜家菜畝一つに二本づつ育てます。
発芽 6/11に発芽しました。オクラは10日ほどかかるはずなのですが、7日で発芽しました。発芽率は75%くらいです。直採取のタネは発芽はしましたが、虫に食べられてしまいました。
移植 6/27 移植しました。発芽したダイソーの苗から横浜家菜畝に各二本づつ計4本になるように移植しました。ポットで育苗する場合のオクラの育苗日数は30日程ですが、オクラは移植を嫌うので早めの定植が必要になります。
これは他の苗ですが、オクラの移植した苗の周りを紙(段ボール)で覆って害虫(ヨトウムシ)対策をしておきます。
開花 7/24 開花しました。オクラの標準カレンダー通り50日で開花です。
花に写真のピントが合っていませんでした。これは7/30の花です。
初収穫 7/30 開花から1週間、種まきから56日で収穫です。オクラの標準栽培カレンダーでは種まきから60日で収穫なので、ちょっと早い収穫です。しかもちょっと大きくなりすぎました。もしかしたら開花を見逃したのかもしれません。
一番大きいオクラの重さは38グラムでした。通常サイズは10~13グラム、特大で20グラムらしいので、通常の三倍になってしまっています。
オクラの取り時は難しく標準栽培カレンダーでは一週間ですが、天気が良ければ花が咲いてから4日~5日程で収穫でき、雨が続くと二週間程かかる場合もあるお天道様しだいの野菜です。なので日当たり一等地に植える必要があります。
4株とも花も実も順調に続いているので、今年は順調に収穫できそうです。それにしても家庭菜園のオクラは緑色がとてもきれいです。オクラは傷みやすいのでスーパーのオクラを見るとちょっとかわいそうになります。
お世話
オクラは成長点が食べられるとそこで終わるので、苗が小さいうちに先端が害虫の被害にあうと大きくなりません。なので小さいうちは防虫ネットをかけておきます。
オクラは収穫した実から下の葉二つを残して摘葉していきます。勝手に落ちて行く場合もありますが、落ちてなければ収穫のついでに切って行く感じです。
経済性
毎週4本~5本100g程収穫できるとして一回100円とすると、約2ヶ月間収穫できるとなると800円程になります。55円のタネからから育てたにしてはまあまあの経済性ではないでしょうか。レシピ
育ちすぎオクラをお好み焼きにして食べてみました。簡単な作り方は以下のとおりです。
材料
育ちすぎのオクラ 1
お好み焼き粉 50g
水 75g
卵 1/2個
豚肉 30グラム(適当)
ごま油 大さじ1
作り方
- オクラに塩をまぶしてまな板の上で転がしてうぶ毛を取り、洗って水気を切る
- できるだけ薄く輪切りにする
包丁で切れない程硬い部分はすてる(今回はそのまま)
タネが硬ければすてる(今回はそのまま) - お好み粉を作って、よく混ぜてネバネバになったオクラと豚肉をいれて軽くまぜる。
- 大さじ1のごま油でフライパンで焼く
- ソースかポン酢で食べる
このオクラは5角形というより星形ですね。
お好み焼き粉を溶いて、刻んだ育ちすぎのオクラを入れて粘りがでるように良くまぜます。
豚肉を入れて軽く混ぜます。
フライパンに大さじ1のごま油をひいて200℃で焼きます。この時点で生地に粘りを感じます。
裏返して、蓋をして3分焼きます。
育ちすぎのオクラを使ったお好み焼きの完成です。おくらの星形が可愛いです。
(オクラを入れてから溶くとネバネバでお好み焼きが膨らみませんでした。ネバネバを出してから混ぜた方がよさそうです。)
実食
めちゃめちゃうまいです。山芋の数倍の粘りを感じます。ソースの方があうかな。
普通サイズのオクラ二本は、茹でて定番のおひたしにしました。こっちもとっても美味しいです。普通サイズのオクラ2本で一人前といった感じです。
おわりに
昨年もオクラを育ていたのですが、成長点を虫に食べられてしまい、タネしか収穫できませんでした。なので二年ぶりに家庭菜園のオクラが食べられます。
なお2020年の栽培記録はこちらから
おしまい
資材情報
肥料
微粉ハイポネックスを500倍に薄めてつかっています。付属の軽量スプーンで5gを4回、4Lのジョウロに入れて、水で薄めてできあがりです。これを2周間に一回まいています。
タニタ キッチンスケール
2Kg 0.1g単位です。野菜収穫にはボールも合わせると1Kgでは足りない時があるので、2Kgを購入して使っています。0.1g単位のものであれば、微量な重さも計れます。
参考情報
オクラの重さはこのサイトから調べました。
実食はこのレシピを参考にしました。
気まぐれ収穫記録
8/1 収穫二回目です。オクラは成長が早いので、直ぐに大きくなってしまいます。
8/3収穫三回目です。と言っても一本です。2日後に見たらもう大きくなっています。
きゅうりと比べると小さく見えますが、重さは17グラムでした。普通サイズを超えて特大に近い重さです。本当にオクラは成長が早いです。
8/5収穫
これでも少し大きいかな
三本で約50グラムなので、一番ちいさいのが普通サイズといった所です。
8/14 夏野菜の大量収穫です。オクラも5本収穫できました。オクラは毎日1本にペースが上がって来ています。
ここまで